先に、要点だけ
- イライラや本人への怒りを感じるのは、自然な反応。あなたが冷たいわけではない
- 眠れない・楽しめない状態が続いたら介護うつのサイン。早めに医療機関へ
- デイやショートで「意識的に休む」ことは、介護を続けるための正当な技術
あなた自身のことを、後回しにしないで
認知症の介護は、長く続きます。先が見えにくく、がんばっても報われたと感じにくいこともあります。そんな中で、不安・疲れ・いらだち・ときに本人への怒りを感じてしまう――それは、あなたが冷たいからでも、弱いからでもありません。ごく自然な反応です。
このページは、本人ではなく、支えているあなた自身のためのものです。
こんなサインに、気づいてください
次のような状態が続いていたら、心と体が疲れているサインかもしれません。
- 眠れない、食欲がない
- 何をしても楽しめない、気分が落ち込む
- 些細なことでイライラする、涙が出る
- 「自分がいなければ」「消えてしまいたい」と思う
こうした状態が続くときは、介護うつのこともあります。一人で我慢せず、早めに医療機関や相談窓口を頼ってください。
抱え込まないための工夫
- 完璧を目指さない:「ちゃんとやらなければ」を、少し手放す。手抜きではなく、長く続けるための工夫です。
- 休む(レスパイト):デイサービスやショートステイを使って、意識的に自分の時間をつくる。罪悪感はいりません。
- 一人で抱えない:きょうだいや親族と分担する。ケアマネジャーに、あなたの負担も相談する。
- 気持ちを話す:同じ立場の人に、つらさやグチを話すだけでも、心は軽くなります。
頼れる場所
- ケアマネジャー:本人のことだけでなく、介護するあなたの負担も相談できます。
- 地域包括支援センター:介護全般の相談窓口(無料)。
- 認知症の人と家族の会:介護経験者による電話相談(0120-294-456、平日10〜15時)。「分かってもらえる」つながりがあります。
- 医療機関:心身のつらさが続くときは、ためらわず受診を。
「ありがとう」が返ってこなくても
認知症が進むと、本人から感謝の言葉が返ってこないこともあります。それでも、あなたの関わりは、確かに本人に届いています。あなたは、もう十分にがんばっています。 どうか、ご自分にも優しくしてください。
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※本記事は一般的な情報提供です。心身のつらさが続く場合は、医療機関や専門の相談窓口にご相談ください。
参考・出典
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