先に、要点だけ
- 当サイトは特定の医師を「名医」として推薦・ランキングしません(中立の立場のため)
- 確かな入口は、認知症疾患医療センター(都道府県指定)と、学会の専門医検索
- 専門医でなくても、認知症に詳しいかかりつけ医や認知症サポート医が身近な支えになります
なぜ「名医ランキング」を載せないのか
「どの病院の、どの先生がいいの?」――とても自然な疑問です。けれど当サイトは、特定の医師を「名医」「日本一」といった形で推薦したり、ランキングにしたりはしません。
理由は2つあります。ひとつは、医師の良し悪しは本人との相性や通いやすさにも左右され、誰にとっても一番の「名医」は存在しないから。もうひとつは、特定の医師・病院を主観的に「優れている」と紹介することが、医療の広告ルール上ふさわしくないと考えるからです。
その代わり、客観的で確かな手がかりから、あなたとご家族に合う医師・機関を選べるようご案内します。これが、遠回りに見えていちばん確実です。
確かな入口(公的・客観的)
1. 認知症疾患医療センター
都道府県・指定都市が指定する認知症専門の医療機関です。詳しい鑑別診断や、本人・家族の医療相談を受け付けています(受診には紹介状が必要な場合が多くあります)。「(お住まいの都道府県名) 認知症疾患医療センター」で検索できます。
2. 学会の「専門医」検索
医学会が、知識・経験・技能の基準を満たした医師を専門医として認定しています。これは客観的な資格で、地域から探せます。
- 日本認知症学会「専門医・施設を検索」(地図・地域から検索可)
- 日本老年精神医学会「高齢者のこころの病と認知症に関する専門医検索」
3. もの忘れ外来・メモリークリニック
認知症やもの忘れを専門に診る外来です。近隣にあれば受診の候補になります。
4. かかりつけ医からの紹介
いつものかかりつけ医に相談すれば、必要に応じて適切な専門医療機関を紹介状つきで紹介してもらえます。最初の入口として現実的です。
5. 認知症サポート医
「専門医」とは別に、認知症サポート医という、かかりつけ医を支え地域の連携を担う研修を受けた医師がいます。身近な地域で認知症に詳しい医師に出会う手がかりになります。お住まいの地域のサポート医は、地域包括支援センターで教えてもらえることがあります。
どこがいいか迷ったら、地域包括支援センター(無料)に「どこを受診すればいいか」を相談するのが、いちばん確実です。
「専門医=必ず良い」ではありません
大切なことをお伝えします。専門医であることは一つの目安にすぎません。専門医でなくても、認知症に詳しく親身な医師は大勢います。
認知症は長い付き合いになるため、通いやすさ・継続して診てもらえるか・介護や地域と連携してくれるかが、肩書き以上に大切です。遠方の有名な医師に一度だけ診てもらうより、近くで長く支えてくれる医師+必要なときに専門機関と連携という形のほうが、多くの場合うまくいきます。
良い医師・医療機関の「選び方の軸」
名前ではなく、次のような軸で選びましょう。
- 本人・家族の話を、ていねいに聞いてくれる
- 診断名だけでなく、これからの見通しや生活の相談にものってくれる
- 必要なときに、専門機関へ紹介してくれる
- 介護(ケアマネ・地域包括)と連携する姿勢がある
- 通いやすく、長く続けられる
よくある質問
Q. 診断に納得できないときは?
別の医師に意見を聞く「セカンドオピニオン」は、認知症でも普通に行われています。認知症疾患医療センターも相談先になります。遠慮なく検討してください。
Q. 有名な先生に診てもらうため、遠くまで通うべき?
認知症は継続が大切です。遠方への通院は、本人にも家族にも負担が大きく続きにくいもの。近くで継続でき、専門機関と連携してくれる体制のほうが現実的で、結果的に本人のためになることが多いです。
Q. かかりつけ医が「認知症は専門でない」と言ったら?
その場合こそ、かかりつけ医から専門医療機関への紹介を頼みましょう。診断は専門機関、日々の管理はかかりつけ医、という役割分担と連携が理想的な形です。
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※本記事は一般的な情報提供です。特定の医師・医療機関を推奨するものではありません。受診先の選択は、ご本人の状況に応じてご判断ください。
参考・出典
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