エビデンスの考え方・出典方針
認知症は、人生に関わる大切な情報です。だからこのサイトは、「どんな根拠にもとづいて書いているか」を、できるだけはっきりお見せします。一本の派手な研究より、束ねられた確かな知見を。断定より、わかっていることと、まだわからないことの区別を。それが、安心して読んでいただくための土台だと考えています。
優先する情報源(信頼できる順に)
同じテーマでも、情報源によって確かさは大きく違います。当サイトは、次の順で根拠の強いものを優先します。
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1. 系統的レビュー・メタ解析
多数の研究を集めて評価した、もっとも確かさの高い知見。「一本の研究」より、こうした“束ねた結論”を重く見ます。
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2. 学会の診療ガイドライン
日本神経学会などの専門家集団が、エビデンスを評価してまとめた指針。
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3. 公的機関の一次情報
厚生労働省・警察庁・法務省・自治体、WHO など。制度・手続き・統計は、必ず一次情報にあたります。
根拠として使わないもの
- 商用メディアのコラム、保険・施設の紹介会社の記事、個人ブログ(事実の根拠としては用いません)
- 体験談・口コミを「効果の証拠」として扱うこと
- 出どころのはっきりしない数字・伝聞
「有名な雑誌に載った一本の研究」を、そのまま結論にしない
新しい研究がニュースになると、つい「これで決まり」と思いがちです。でも、ひとつの研究は、あとから別の研究で覆ることがあります(再現性の問題)。掲載誌が有名であることは、その結論が正しいことを保証しません。だから当サイトは、派手な単発研究に飛びつかず、複数の研究を束ねた知見(レビュー・ガイドライン)を軸にします。最新の話題に触れるときは、「報告がある」「まだ確定していない」と、確かさのレベルがわかる書き方をします。
「予防できる」とは言い切りません
認知症には、「これをすれば確実に防げる」という方法は、現在ありません。私たちはそれを隠しません。
- 「リスクを下げる可能性が示されている」「約45%は予防または遅延できる可能性がある」など、わかっている範囲で慎重に書く
- 「予防できる」「治る」と言い切る/不安をあおる
予防に取り組んでも、認知症になることはあります。発症を、本人やご家族の努力不足のせいにするような書き方は、決してしません。
出典の明示と、更新
記事の末尾に、参考にした出典を明示します。また、すべての記事に最終更新日を表示し、情報が古くならないよう見直します(エビデンスは更新されていくものです)。各記事には、専門家による監修の状況も表示しています。監修体制については 運営者情報・編集方針 をご覧ください。
最終更新: 2026年6月13日